DSGVOとはEU一般データ保護規則その2
DSGVOとは日本語では【EU一般データ保護規則】
英語: General Data Protection Regulation;略して GDPR
独語:Datenschutz-Grundverordnung :略してDSGVO
DSGVOとは法律で定められた、個人情報データの取り扱いに関して取り決めた法律のこと。
いわゆるプライバシーポリシーですね。
ホームページを運営しているならば、ヨーロッパでは必須の表記項目です。
適切に表記されていない場合、罰則も。
企業・組織に対しては20million EUR もしくは総売り上げの 4%
前回の記事
あれからしばらくたって、、、、
2週間経過、大手サイトはほぼ全部、規約変更しましたメール、もしくは、あなたのアカウント一旦消すよ!
的なメールが送られてきました。
この法律が施行された背景には
SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)での個人情報の販売。
主にこれを取り締まるために施工されたのではないかと思います。
ですからまぁ他のサイトはそんなにビクビクする必要も無いのですが、しかし。
ドイツにはネットポリス的な弁護士がいるらしいです。
違法サイトを、法律に準拠していないサイトを見つけては、検挙しているとのこと。
例えば
日本語でいえば 会社概要 Impressumのページが適切に設置されていないサイト
また今回の法律に沿った、
Datenschutzerklärungの説明がないのに、メールマガジンや、メールフォームでユーザーの情報を集める窓口のあるサイト。
オプトインでクッキー収集の許可を得ていないサイト。
などなど。サイトの運営や開発に慣れていない人には、ハードルの高い内容も。
そう。DSGVOとは単にSNSだけをターゲットとした法律ではないのです。
サイトに一つでもユーザーからのコンタクト口があれば、表記の必要があります。(クッキーの収集もこれに当たります。)
SNSで情報売られるの!?とここで初めて気が付くユーザーも多数いるかと思いますが。
ブログもSNSも無料で提供されている誰かのサーバーはそこに文章、画像をUPした時点で、それをどう使うかの決定権はそのサイトにあります。アメーバもインスタもFacebookも、企業がその情報をどう扱うか、決めれるんですね。
とまぁ話がずれましたが、DSGVOとはいろんな会社や個人をびびらせるに十分な法律の様子。。。
私の主催するWebマーケティング講座 in ドイツバージョン でも、このEU一般データ保護規則Datenschutz-Grundverordnung :略してDSGVO
について、説明を盛り込んでいます。
生徒さんから沢山要望があり。。。
やはりドイツでサイトを運営するにあたって、日本とは勝手が違うので、戸惑うらしいです。
DSGVO関連のジェネレーターを使うにも、文献を調べるにも、ドイツ語が多かったりしますので。
オンラインで Zoomを使用しても学んでいただけます。
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