何十回もユーカリを枯らせた筆者が唯一ユーカリを復活させた方法。
水切れ?と思う前に根腐れを疑うと、復活が早まります!
事の始まりは、記念日にいただいた、でっかい、150㎝ぐらいの ジャングル・ふーーっさふさだった我が家のユーカリプス。
そんな素敵なユーカリ君が2か月家を空けたらこんなパリパリの姿に。週に1回水やりをお願いしていましたがそれでは足りなかったのか??それとも他の原因?
この状態が5月5日。葉っぱはついているが、すでに乾燥してしまっている様子。
水をあげれば復活すると思い、ガンガン水やりするも、むなしく、どんどん枯れていくユーカリ。そして5月27日の時点でこんなハゲ坊主に
しかし、切ったユーカリはピンピンとしている。 これはおかしい。切られた方が元気なんて。。
思い切って、根っこを見てみることに。
鉢を開けてみると、真っ黒な根っこが下の方でどぐろをまいていました。
恐らく鉢の下に水が溜まって、蒸れて、腐ったのかと、、
ドイツの春先の天候、ちょっと雨が降って、曇りがち、、な気候に、この。水を少し貯めるタイプの鉢が合わなかったのでしょう。
早速古い根っこをカット。石多めの土配合で再度植え直します。
するとさっそく翌日から新芽が! 5/27から 6/17日約二週間でこんなにも ふさふさに!
以下ユーカリのパーツごとの対比表。感動。
これは根腐れ?確定か。早く気が付いて良かった。
水切れではなく根っこの問題だった良い例です。
さらに二か月後の8/10日にはこんなにフサフサ
根腐れか?水切れか?確かめる方法は、試しにユーカリをカットして、水なしで花瓶にさしておく→ 鉢植えのユーカリと枯れる速度を比べて、鉢の方が早い場合、明らかに根っこに問題ありです。いっかい鉢を開けてみてあげてください。
そして植え替える場合の注意点は
- ユーカリは縦に長い鉢がおススメ
- 下に水がたまらないことに力を注ぐ。(石を入れるだとか、穴をあけまくるだとか
- 小石を土に混ぜる
ユーカリは低栄養の土壌でもよく育ちますが、夏場は週に1回、冬場は2週間に1回程度、定期的に肥料を与えることも大事。市販の液体肥料で、窒素やリンをなるべく含まないものを使ってください。※ドイツ語ではStickstoff- und Phosphoranteil(窒素とリン).
弱酸性~酸性の土を使用することもおすすめします。Ph 5-6とかでしょうか
カヌマ土 と有機物の土を必ず混ぜて入れ、鉄分を追加することも必須!
オーリブの木など樹木系は鉄分、マグネシウムが必要だそうです。
以上枯れたユーカリは大体根腐れを直すと復活するのでは?の検証でした。